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定番・定型箱
賞状を入れる額縁や画集・書籍など、縦と横が大きくて深さが小さい(浅い)商品を梱包する場合には、「タトウタイプ」を採用いたします。今回梱包依頼のあった商品は、高級なアクリル製の感謝状入れでした。通常のタトウケースのようにガムテープで仕上げるのは悲しいので、他の形式は可能かとの問い合わせがありました。只、幅が500ミリx奥行が350ミリと大きく、高さが15ミリとのことでしたので、タトウケース以外には方法がありません。最終、写真のような紐付きのタトウを設計いたしました。
1.センター部分を突きつけではなく、100ミリ程度重なるように設計変更致しました。
2.文化鋲とプラワッシャーを組み合わせ、2個を1組として2セット用意いたします。
3.どちらか一方にタコ糸を取れないように結び付けます。
4.タコ糸が2往復出来る程度離して文化鋲を取り付けます。
高級感のありなしは個人差がありますが、かなり手間が掛かっていますので、その分中に入れる商品の価格と釣り合うのではないかと思われます。